【自分の人生、自分で守れよな】
あらゆる業界において、競争を勝ち抜いた一部だけが一人勝ちの状態になっています。
世界、日本、そして個人においても。
そんな厳しい時代の、人生の抜け道を知りたくないですか。
本書は、「攻め方」と「守り方」に分けて、個人が生き抜くための「働き方」「思考法」について述べられている一冊。
本記事は以下4つで構成されています
- 書籍の紹介文
- 15個の要約(抜粋)ポイント
- 3つの深堀りポイント
- まとめ
働き方完全無双:紹介文
あらゆる業界において、競争を勝ち抜いた一部だけが一人勝ちの状態になっています。
世界、日本、そして個人においても。
そんな厳しい時代の、人生の抜け道を知りたくないですか。
本書は、「攻め方」と「守り方」に分けて、個人が生き抜くための「働き方」「思考法」について述べられている一冊。
「攻め方」:余暇、ヒマを作り出し、新しいことには手を出して、自分を有利なポジションに置くことでワンチャンを狙う。
「守り方」:もし会社をクビになっても、所得が低くくなっても楽しく過ごせるようにしておく。
ひろゆき氏は本書で、このように述べています。
これらの「攻め方」と「守り方」を駆使することで「ワンチャン」を狙って生きていきましょう!
- 楽に生きたい
- 人生が生きにくい
- ひろゆき氏に関心がある
- 競争することなく生きたい
- 何かワンチャン当てられないかな
このように考えている人に是非読んで欲しい本です。
【要約】働き方完全無双:15個の抜粋ポイント
沈みゆく日本で、みんなと同じ働き方をしていては、全員が一緒にやられてしまいます。
個人というミクロな視点で見ると、スキルを磨いて相対的に有利になった方が人生は幸せでしょう。
けれど、それを全員が一気におこなってしまうと、人類が進歩して破滅の道に突き進んでしまう結論になります。
競争に敗れてお金が稼げないのであれば、お金がなくても大丈夫な状態にすればいいのです。「お金がなくても工夫して幸せを目指す」という生き方。
何か新しいサービスの上にいる人は、「そこにたまたまいるだけ」というだけで突然ゲタを履ける時期があるのです。
そこで重要なので本人が優秀かどうかではなく、「たまたま早くからそこにいた」という事実。
無料で始められることは、とにかく早い方がいい。
本業作家でなくても、ブログを書いて広告を貼っておいて、月に数百円が入ってくるだけで著述業は成立します。
ユーチューバーでも、動画をあげて10円でも収入があれば、職業としては映像作家になります。
「自分には意味がない」と思う部分には、主体的にお金を使わないようにしましょう。一般の人でもそれを意識するだけで「貯金ができる体質」に変わることができます。
本業に時間をとられ、残業をして、家に帰ってもストレス発散や長時間睡眠だけをして過ごしてしまうと、新しいことに目を向ける暇がありません。
ブラック企業で働いている人がいるから、ブラック企業が生き残れてしまうわけで、働く人がいなくなれば、必然的に回らなくなります。
ずっと同じ会社で働き続けて出世していくことは、どんどんレアケースになってきているので、やはり辞めることを前提で生活を考えなくてはいけません。
チョコは糖分以外にポリフェノールも摂取できる。細胞はテロメアというタンパク質がなくなると細胞分裂できなくなって死滅してしまいますが、それを修復するのにポリフェノールが効果的だと言われています。
事業をやる場合、「毎日必ず100円をくれる人」の方を大事に扱わなくてはいけません。
一部の個別犯を制限するために、全てを禁じてしまうというのは、全体の幸福度を下げてしまうことになってしまいます。
失業している日本人がいるのに、安く働く外国人がいてしまうと、結局、最低時給を上げなくてもよくなってしまい、ブラックな労働環境が蔓延してしまいます。
日本という国が生き残っていくための戦略は、世界でお金を持っている人たちに日本国内で外貨を落としてもらうために、日本ならではの「観光」事業に力をい入れ、ホテルなどの「一流向けサービス」を充実させ、「安い外国人労働者」を国内に増やさないこと。
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【深堀り】働き方完全無双:3つの深堀り・考察ポイント
競争社会から降りる
競争に敗れてお金が稼げないのであれば、お金がなくても大丈夫な状態にすればいいのです。
「お金がなくても工夫して幸せを目指す」という生き方です。
現代は競争を勝ち抜いた一部だけが一人勝ちの状態になっています。
世界、日本、そして個人においても同様の状況。。
例えば先進国の製造業では、外国で生産したコストの安い商品の一人勝ちで、国産の製品は価格競争に勝てません。
また、正社員と契約社員では待遇が異なるし、正社員の人でも有料企業とブラック企業で働く人とでは環境が異なります。
このように資本主義は競争することを前提にしているので、「勝者と敗者」が必ず生まれます。
競争に敗れてお金が稼げないのであれば、お金がなくても大丈夫な状態にすれば良いのです。
思っている以上に、お金を使わなくても楽しく生きていくことは全然できます。
- 格安SIMに変える
- 居酒屋飲み会から、宅飲みにする
- 家を引越し、家賃の安い家に変える
- 車を手放し、使用する時にレンタカーを借りる
- カラオケなどの娯楽施設で遊ぶことから、釣りや公園でのハイキングに切り替える
などなど、ちょっとした工夫をすることで、満足度を下げることなく、節約することができます。
なにも水道代や電気代を節約するようなことはしません。
固定費を少し見直すだけで、満足度を下げることなく、節約することができます。
そして、前月に比べて〜〜円節約できたといったゲーム感覚で楽しむこともできます。
毎月かかるお金が少なければ、どんな状況でも生きていくことができます。
毎月に必要なお金が10万円であれば、アルバイトでも稼ぐことができます。
夫婦で20万円必要なら、10万円ずつ稼ぐことができれば問題ありません。
「どんな状況でも生きていける」と実感できることで、会社に依存することがなくなります。
最悪辞めても、なんとかなる。
生きていきける。
競争する必要はない。
こう思えるようになると、精神的にかなり楽になります。
もう競争する必要はありません。
競争から降りるために必要なことは、快適さを保ったまま、生活コストを下げることです。
ちなみに僕は以前に、石垣島のシェアハウスで暮らしていましたが、月に必要なお金は合計7万円ほどでした。
家賃+光熱費が3.2万円相当
食費+交際費+通信費が4万円
しかもお昼は、当時ほぼ外食をしていたので、自炊に切り替えたら合計5万円ほどあれば生活できると革新しました。
この7万円の生活では切り詰めて節約することは一切なく楽しく快適に過ごすことができていて、意識したことは、家賃などの大きな支出項目についてのみです。
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余白こそ最も大切。時間こそ最も大切な資産
本業に時間をとられ、残業をして、家に帰ってもストレス発散や長時間睡眠だけをして過ごしてしまうと、新しいことに目を向ける暇はありません。
余白が何よりも大事というのは、完全に同意します。
- 会社に行って
- 疲れて
- ストレス発散して
- 寝て
- また会社に行く
こんな生活をしていたら、自己投資する時間も余裕もありません。
毎日毎日、同じ日々を繰り返すだけです。
余白、暇、時間があるから自己投資ができる。
今後について考えることができる。
新しいことに目を向けることができる。
時間こそ最も大切な資産だと思います。
多少給料が下がったとしても、時間を確保できる職場の方が良いでしょう。
時間があれば自己投資をして市場価値を高めることができます。
副業で自分でお金を稼ぐこともできます。
何よりも大切な「自分の時間」を確保することを最優先に行動してみてはどうでしょうか。
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会社は辞める前提で考えるべき
ずっと同じ会社で働き続けて出世していくことは、どんどんレアケースになってきているので、やはり辞めることを前提で生活を考えなくてはいけません。
新卒から定年まで一つの会社で働くというのは、もう昔の話になりつつあります。
仮に今の職場環境が良かったとしても、会社の環境は人事異動一つで大きく変わります。
- 上司が変わってブラックになった
- とんでもない お局が異動してきた
- 部署変更で特技を活かせなくなった
- 単純に会社を辞めたくなったり、やりたい仕事が変わった
- 住宅ローンを組んだ途端に、地方に単身赴任することになった
などなど、自分ではコントロールできないことが会社では起こります。
もう会社辞めたい!そう思った時に、特別なスキルもなく、その会社でしか通用しない場合、転職することはできるでしょうか。
おそらく難しいでしょう。
なので新卒から定年まで、一つの会社で働くつもりでいるのではなく
- 転職市場の自分の市場価値を知る
- 会社以外の収入源を持つ
- マーケティングや経理などで需要のあるスキルを獲得する
- 看護師や宅建士などの資格ありきの仕事に就く
- 営業を極めてどんな商品も売れるようにしておく
- 転職するにあたって一時的に収入が下がっても大丈夫なように、生活コストを下げておく
などなど、会社をいつかは辞めることを想定して立ち回ることが大切です。
働き方完全無双:書評まとめ
- 生活費を抑えながら楽しく暮らせるようにし
- 余暇を確保し
- 興味があることや新しいことに手を出し
- 競争社会から距離を置きつつ
- 個人として「ワンチャン」を掴む!
このように考えている人に是非読んで欲しい一冊です。
まとめると、本書ではこのように述べられています。
みんな一緒に行動することは、思考停止することは非常に危険だと改めて感じました。
みんなと同じように働き
ローンを組み
消費して
時間的余裕がなく
また毎日働く
このように過ごしていたら、会社に振り回されることは避けられません。
今回の本でも、ひろゆき氏特有の少しひねくれた表現がありましたが、かなら的確なことを述べています。
ひろゆき氏の言い方に「イラッとする」方も多いと思いますが述べていることは非常に的確で、新しい生き方や、働き方の参考になるでしょう。
自分の人生を自分でコントロールするための、良いきっかけになる良書です。
本書は
- 人生が生きにくい
- 楽に生きたい
- 何かワンチャン当てられないかな
- 競争することなく生きたい
と考えている人にオススメの一冊です。